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高校生と挑んだ、空き家を「観光の目的地」に変えるプロジェクト。変革祭2026に参加しました!
2026年10月11日(日)、高岡文化ホールで開催された「変革祭2026」の最終発表会に参加しました。
今年の変革祭のテーマは、「企業への挑戦状」。
全国から集まった高校生たちが、企業から提示された課題に向き合い、約1ヶ月半にわたって探究してきた成果を発表する企画です。
高岡家守株式会社もテーマ提供スポンサーの一社として参加し、東京から参加した2人の男子高校生とともに、高岡の空き家の新たな可能性を探りました。
「変革祭」とは?
変革祭は、全国から参加した高校生が、高岡の地域課題や企業課題を探究し、その解決策を考え、発表する企画です。
昨年は「市長への挑戦状」として地域課題に取り組みましたが、今年は「企業への挑戦状」と題し、企業が抱える課題に高校生たちが挑みました。
今年は、塩谷建設株式会社様、北日本新聞社様、株式会社後藤(つなぐの家)様、そして高岡家守株式会社の4社がテーマを提供。全国から10名の高校生が参加し、8月末のキックオフ合宿から約1ヶ月半にわたる探究活動を経て、10月11日の最終発表会を迎えました。
▼変革祭の詳細はこちら
https://takaoka.top/
なぜ、高岡家守は変革祭に参加したのか
高岡家守株式会社では、高岡大仏・高岡城跡エリアを中心に、空き家の再生や観光を通じたまちづくりに取り組んでいます。
今回、私たちが高校生に提示した課題は、「高岡城跡近くの空き家を、観光の目的地に変える」というものです。
私たちが購入した空き家を、単に改修してお店や宿泊施設にするだけではなく、わざわざ訪れたくなる場所にできないか。
そのためには、私たち自身の視点だけで考えるのではなく、外から高岡を訪れる人や、これからの社会を担う若い世代の視点も必要だと考えました。
そして何より、まちづくりは高岡家守だけでできるものではありません。
地域の人、事業者、行政、そして高岡に関心を持ってくれる人たち。さまざまな人を巻き込みながら、一緒にまちをつくっていく必要があります。
今回の変革祭への参加も、そうしたつながりを生み出す一つのきっかけになればという思いがありました。
約1ヶ月半、高校生と一緒に考えた空き家の未来
8月28日のキックオフでは、担当する高校生2人と初めて顔を合わせました。
まずは高岡家守が取り組んでいるまちづくりや、今回の企業課題について説明。その後、実際に高岡城跡近くにある空き家を巡り、現地を見ながら可能性を考えてもらいました。
そこから最終発表会までは、週1回程度のオンラインミーティングを重ねました。
2人は積極的にアイディアを出し、さまざまな可能性を検討してくれました。考えを広げる中で悩むこともありましたが、それでも一生懸命に考え、少しずつ自分たちなりの提案へとまとめていってくれました。
高岡に縁のなかった高校生が、現地を訪れ、地域のことを知り、空き家の未来を真剣に考えてくれる。
その姿を見て、私自身も改めて、このまちにはまだまだ新しい可能性があるのだと感じました。
高校生が考えた「泊まれる美術館」
そして、最終発表会で2人が提案してくれたアイディアが、「泊まれる美術館」です。
高岡や富山県内の伝統工芸・アートと宿泊施設を組み合わせ、地域の文化やものづくりの魅力に触れられる場所をつくる。
伝統工芸やアートをただ展示するだけではなく、観光客と地域の人たちが集い、親しみ、交流できる場所にするという構想です。
高岡には、長い歴史の中で培われてきた伝統工芸やものづくりの文化があります。一方で、そうした魅力を観光客がじっくりと体験したり、地域の人たちと共有したりする機会は、まだまだ広げていけるのではないでしょうか。
「泊まれる美術館」というアイディアには、宿泊することそのものを目的にするだけでなく、高岡の文化や人に出会うきっかけをつくる可能性があると感じました。
空き家を再生することで、建物に新しい役割を与えるだけでなく、地域の文化や人をつなぐ場所を生み出す。
私たちが目指すまちづくりにもつながる、素敵な提案でした。
結果は「準グランプリ賞」!
最終発表会では、観覧者の皆様による投票が行われ、2人のチームは見事、**「準グランプリ賞」**を受賞しました。
本当に立派な発表でした。
約1ヶ月半という限られた時間の中で、課題と向き合い、自分たちで考え、アイディアを形にし、たくさんの人の前で発表する。
その過程そのものが、素晴らしい挑戦だったと思います。
そして、私たちにとっても、自分たちだけでは思いつかなかった視点や可能性に気づかせてもらう、貴重な機会となりました。
2人には、心から感謝しています。
「泊まれる美術館」の実現に向けて
今回の変革祭は、発表して終わりではありません。
高校生2人が考えてくれた「泊まれる美術館」というアイディアを、これから実現に向けて進めていきたいと考えています。
もちろん、実現にはさまざまな課題があります。建物の改修、事業の運営、展示する作品や伝統工芸との連携など、考えるべきことはたくさんあります。
そして、この構想は高岡家守だけでは実現できません。
地域の皆様、伝統工芸やアートに関わる皆様、建築や空き家再生に関わる皆様、宿泊事業に関心のある皆様など、多くの方々の力が必要です。
今回の提案に関心を持ってくださった方、一緒に考えてみたい方、何か協力できそうだと感じてくださった方がいらっしゃいましたら、ぜひ高岡家守株式会社までご連絡ください。
高校生が考えてくれたアイディアを、実際に高岡の新しい魅力へとつなげていけたらと思っています。
高岡に縁のなかった高校生が、高岡の未来を考えてくれた
今回、変革祭に参加して特に印象的だったのは、参加した高校生だけでなく、企画を運営するチームも10代を中心としたメンバーだったことです。
自分たちで課題を見つけ、考え、行動し、周囲を巻き込みながら何かを生み出そうとする姿に、私自身もたくさんの刺激を受けました。
そして何より嬉しかったのは、これまで高岡に縁のなかった高校生が、高岡の課題に向き合い、このまちの未来を一生懸命に考えてくれたことです。
まちづくりは、そこに住む人や、そこで働く人だけが担うものではありません。
たまたま訪れた人、仕事で関わった人、今回の高校生たちのように、何かのきっかけで高岡と出会った人も、このまちの未来を一緒につくる仲間になれる。
今回の変革祭を通じて、そんな可能性を改めて感じました。
最後になりますが、今回一緒に取り組んでくれた高校生2人、企画を運営してくださった皆様、そして最終発表会に足を運び、温かく見守ってくださった観覧者の皆様に、心より感謝申し上げます。
これからも高岡家守株式会社は、さまざまな人と力を合わせながら、高岡大仏・高岡城跡エリアの新しい可能性を形にしていきます。
まちをつくることは、まちを守ることでもある。
そして、まちをつくる仲間は、地域の外にもいる。
高校生たちが見せてくれた可能性を、これからの一歩につなげていきたいと思います。









